管理栄養士コラム「秋の食材~さつまいも~」
今回は「さつまいも」を取り上げます。
さつまいもは1600年ごろ、中国から琉球(現在の沖縄県)に伝わり、その後薩摩(現在の鹿児島県)から日本全国に広まったとされています。
★栄養素について
さつまいもの栄養の主成分は、食物繊維を含む炭水化物です。他にはヤラピン、ビタミンC、カリウムなどが含まれています。
・食物繊維
さつまいもの食物繊維には腸内環境を整える水溶性食物繊維と、余分な糖質や脂質の排出を促し、胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激することで便秘解消が期待できる不溶性食物繊維が含まれています。
・ヤラピン
ヤラピンはさつまいもを切ったときに出てくる白い液体で、腸の働きを良くしておなかの調子を整えてくれると言われている成分です。
・ビタミンC
肌の調子を整えるのに役立ちます。
・カリウム
余分な塩分を体外に排出してくれる働きがあるため、むくみの改善や高血圧の予防が期待されます。
★選び方と保存
選び方は見た目がふっくらしていて、色鮮やかで色ムラがないものが良いとされています。
さつまいもは寒さに弱いので10~15℃の常温下での保存が最適です。新聞紙に包むか、ダンボール箱や紙袋に入れて保存しましょう。また、乾燥にも弱く湿度維持も大切です。最適湿度は85~90%です。
★調理方法
蒸す、ゆでる、焼くと様々な調理方法がありますが、電子レンジ調理は水分が抜けパサついてしまうため、あまりおすすめしません。さつまいもはアクがあるため、切ったあとに水にさらしますが、長時間水につけると水溶性食物繊維やビタミンCが減少してしまうため10分以内が目安です。
管理栄養士 谷川 綾菜
さつまいもは1600年ごろ、中国から琉球(現在の沖縄県)に伝わり、その後薩摩(現在の鹿児島県)から日本全国に広まったとされています。
★栄養素について
さつまいもの栄養の主成分は、食物繊維を含む炭水化物です。他にはヤラピン、ビタミンC、カリウムなどが含まれています。
・食物繊維
さつまいもの食物繊維には腸内環境を整える水溶性食物繊維と、余分な糖質や脂質の排出を促し、胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激することで便秘解消が期待できる不溶性食物繊維が含まれています。
・ヤラピン
ヤラピンはさつまいもを切ったときに出てくる白い液体で、腸の働きを良くしておなかの調子を整えてくれると言われている成分です。
・ビタミンC
肌の調子を整えるのに役立ちます。
・カリウム
余分な塩分を体外に排出してくれる働きがあるため、むくみの改善や高血圧の予防が期待されます。
★選び方と保存
選び方は見た目がふっくらしていて、色鮮やかで色ムラがないものが良いとされています。
さつまいもは寒さに弱いので10~15℃の常温下での保存が最適です。新聞紙に包むか、ダンボール箱や紙袋に入れて保存しましょう。また、乾燥にも弱く湿度維持も大切です。最適湿度は85~90%です。
★調理方法
蒸す、ゆでる、焼くと様々な調理方法がありますが、電子レンジ調理は水分が抜けパサついてしまうため、あまりおすすめしません。さつまいもはアクがあるため、切ったあとに水にさらしますが、長時間水につけると水溶性食物繊維やビタミンCが減少してしまうため10分以内が目安です。
管理栄養士 谷川 綾菜