Popomediaぽぽメディア

「ひと」や「しごと」を紹介。
たんぽぽ薬局の「おもい」を届けるメディアです。

地域の皆さん一人ひとりの健康に向き合いたい

山田 しおり
長浜店
2017年入社 京都薬科大学卒業

たんぽぽ薬局では薬のお渡しだけでなく、地域の皆さんの日々の健康に目を向けた様々な健康サポートも実施しています。
地域の皆さんの健康意識を高めるための健康イベント実施も健康サポートの一つです。

今までどのように健康サポートに関わってきましたか

健康フェスティバルや薬物乱用防止キャンペーンなど、地域薬剤師会主催の健康イベントに積極的に参加しました。
禁煙支援薬剤師の資格を活かし、肺チェッカーを用いた肺機能測定や受動喫煙防止対策講座の講師を務めるなどの活動も行いました。
最近はコロナウイルス感染予防の観点から、大きな健康イベントの開催は難しい状況ですが、がん検診の啓発やニコチン依存症に関する資料の配布など、少しでも地域の方の健康維持に役立つことはないかを考え、実施しています。

健康イベントでのエピソード

受動喫煙防止対策の講師を務めた際、皆さんがとても細かい部分まで真剣に話を聞いてくださったことが印象的でした。
講演後にはたくさん質問を頂き、「タバコの有害性について、初めて知ることが多くて参考になった」と言っていただきました。
新しい情報を得るきっかけとして、地域の方の健康増進の役に立てたことを嬉しく思いました。

健康サポートでの苦労や難しく感じたこと

健康サポートでは病気までは症状が進んでいない「未病」へのサポートをする部分が外来業務と違う部分だと感じます。
そのため、病気ではない人に健康への興味を持ってもらうこと、行動に移してもらうことが難しいと感じています。
健康イベントでは、たくさんの方にお越しいただくために、体験コーナーや測定コーナーを設ける事が多いのですが、やっていただいて終わりにならないよう、短時間でも興味を持っていただけるような話し方や指導内容を意識する必要があると実感しています。

地域の方の健康サポートをするために必要なこと、努力していること

禁煙支援薬剤師の認定と禁煙サポーターの資格を取得し、健康サポート薬局研修を受講しました。
禁煙支援薬剤師の認定取得を条件に参加できる地域活動や講演会もあり、積極的に禁煙支援に携わりたい私にとっては必須の資格でした。
禁煙サポーターは、e-ラーニングの内容がとても充実しており、取得して良かったと感じています。

健康サポート薬局の役割として大切だと思うこと、たんぽぽ薬局として大切にしたいこと

テレビやインターネットとは異なり、「個人に適した情報」を「医療の専門家から直接」「無料で」入手できるのは、医療提供施設である薬局ならではだと思います。
たんぽぽ薬局は総合病院前の店舗が多く、来局者数も多いため、たくさんの方に健康情報をお伝えするチャンスがあります。そのチャンスを活かして、自分の健康について振り返っていただくきっかけ作りと、いざという時に頼りにしていただける関係作りをしていきたいです。

今後はどのように活躍していきたいですか

現在、会社のサポートを受けながら、腎臓病に関する新たな資格取得にチャレンジしています。
腎機能の悪化を予防するためには、日々の生活の中で気を付けるべきポイントがたくさんあり、薬局薬剤師が積極的に関わっていくことが求められる分野だと感じています。
地域の皆さんの健康維持の一助になるべく、これからも勉強を続けていきたいです。

健康サポートで活躍できる環境

このように私たちは健康イベントを通して、地域の皆さん一人ひとりと向き合い、健康の維持・増進を支援しています。
入社5年目の先輩社員も地域の皆さんの健康をサポートする薬剤師として、積極的に資格取得に挑戦し、それを会社としてもサポートしています。