高度薬学管理
たんぽぽ薬局の店舗の8割は、地域の基幹となる大病院やがん診察拠点病院(全店舗の1/4)の門前薬局や敷地内薬局です。抗がん剤や抗HIV薬、麻薬など特殊な薬剤の調剤体制が整い、高度な薬学管理に対応できる機能を持っています。
実際に使用薬剤の中で抗がん剤使用割合は全国平均を大きく上回っており、より多くの患者さまに服薬指導を実施している実績があります。
抗がん剤使用割合
- たんぽぽ薬局 21.7%
- 全国平均 10.2%
薬剤料(薬効分類別)
上位10傑
-
たんぽぽ薬局2022年4月 ~ 2023年3月
薬効分類 割合 1 腫瘍用薬 21.7% 2 その他の代謝性医薬品 19.8% 3 循環器官用薬 11.2% 4 中枢神経系用薬 8.7% 5 消化器官用薬 6.2% 6 血液および体液用薬 5.7% 7 ホルモン剤 5.7% 8 化学療法剤 3.9% 9 アレルギー用薬 2.6% 10 呼吸器官用薬 1.9% -
厚生労働省2022年4月 ~ 2023年1月
薬効分類 割合 1 その他の代謝性医薬品 17.2% 2 循環器官用薬 13.2% 3 中枢神経系用薬 12.3% 4 腫瘍用薬 10.2% 5 消化器官用薬 7.7% 6 血液・体液用薬 7.2% 7 ホルモン剤
(抗ホルモン剤を含む)5.0% 8 化学療法剤 3.8% 9 アレルギー用薬 3.7% 10 感覚器官用薬 3.3%
※最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和4年度1月号より
専門薬剤師
がんなどの専門的な薬学管理に対応できる機能を持つ「専門医療機関連携薬局」としての使命を果たすため、高いスキルを有する薬剤師の育成に向けた資格取得支援に力を入れています。
・地域薬学ケア専門薬剤師(がん)
・緩和薬物療法認定薬剤師
・小児薬物療法認定薬剤師
・腎臓病療養指導士
・認知症研修認定薬剤師(日本薬局学会)
・心不全療養指導士
・在宅療養支援認定薬剤師
・日本糖尿病療養指導士
・地域糖尿病療養指導士(CDEL)
・認定実務実習指導薬剤師
・健康サポート薬局研修修了者
・研修認定薬剤師(日本薬剤師研修センター) 他
※1 外来がん治療専門薬剤師はがんスペシャリスト育成チームが発足し、支援しています
医療機関等との
情報共有
処方医との連携
必要に応じて薬局がトレーシングレポート(服薬情報提供書)を作成して、処方医に情報提供を行い、連携をとっています。
患者さまからお伺いした情報(アドヒアランス・残薬状況・体調変化・生活習慣の変化など)や服薬指導時の様子、お薬手帳からの情報、抗がん剤のレジメン共有、服薬時の負担を軽減する提案など様々な情報を報告して医療機関と連携しています。
他職種との連携
よりよい医療を提供するため、
他職種との連携を強化しています。
・地域医療連携ネットワーク
・退院前カンファレンス
・退院時共同指導
・地域ケア会議
・多職種連携会議
・医療機関との連絡会