12月13日（土）、たんぽぽ薬局 千早店にて、第3回となる「認知症カフェ」を開催しました。
たんぽぽ薬局では、認知症予防、栄養、口腔ケア、熱中症対策などをテーマに、季節やニーズに応じたセルフケア講座を各店舗で実施し、処方箋にとどまらない地域貢献に取り組んでいます。

「認知症カフェ」は、認知症の当事者やご家族、地域住民、医療・介護・福祉の専門職、行政関係者など、どなたでも気軽に集える“安心できる居場所”です。薬局を中心に多職種が連携し、受診や介護サービス、在宅療養への橋渡しを行うとともに、認知症への正しい理解を広め、地域全体で見守りの輪を広げることを目的としています。

当日は認知症について学びたい地域住民の方など10名が参加されました。お茶とお菓子を囲みながら、
・認知症研修認定薬剤師による「高齢者糖尿病」に関する講義
・管理栄養士による「バランスの良い食事と外食・中食の選び方」の講話
・MCI（軽度認知障害）早期発見タブレットを用いた認知機能チェック
を実施し、参加者同士の交流も深まりました。

第4回は、2026年1月10日（土）に「摂食嚥下障害～『食べる』に違和感を感じたら～」と題して開催いたします。

たんぽぽ薬局は、今後もこのような場を継続的に提供し、MCIの早期発見や認知症の方を適切な支援につなげることで、地域のみなさまの健康と安心を支える薬局づくりを推進してまいります。