はじめてみよう！減塩習慣

現在、関心が高まっている“減塩”の取り組み。例えば、塩味を1・5倍 感じるスプーンとお椀の開発が進んでいたり、多くの減塩食品が展開されています。とはいえ、わかっていてもなかなかできない減塩の取り組み。ここで減塩を意識した方がいいワケをおさらいしましょう。
塩分の過剰摂取は、高血圧、脳卒中、心臓病、腎臓病などのリスクを高めます。そのため、早めの対策が大切です。

日本人は塩分の摂取量が多いと言われており、世界保健機関（WHO）が推奨する1日5gに対して、10.1g（厚生労働省 令和一年「国民健康・栄養調査」より）と大きく上回っています。　厚生労働省が定める摂取量の基準は男性 7.5g/日 未満、女性 6.5g/日 未満に設定されています。では、実際に塩分1gはどれくらいなのかをチェックしてみましょう。

減塩の調味料も多数販売されており、塩分を抑えるために便利な「減塩食品」ですが、物足りないからとたくさん摂取してしまえば同じことです。一番は、「減塩習慣」を身に付けることです。ちょっとしたコツでおいしく減塩できるので、ぜひこの機会に取り組んでみませんか。

意識しないと取り組むことが難しい“減塩”ですが、いつでもどんなことからでも遅くありません。何度でも挑戦してみましょう！
5月17日は「高血圧の日」です。
たんぽぽ薬局では、現在 減塩食品を多数取り揃えています。みなさんの「減塩習慣」を後押しする 管理栄養士の資格を持つスタッフが在籍している店舗もあります。一緒に減塩の習慣をはじめてみませんか？

【出典】
一番かんたん 一目でわかる！　糖質量＆たんぱく質量ハンドブック（八訂食品成分表に対応）
厚生労働省 eヘルスネット高血圧
日本食品成分表2021年版