管理栄養士コラム「秋の食材~かつお~」
今回は「かつお」を取り上げます。
9月~11月に捕れるかつおを「戻りがつお」といいます。
えさをたっぷりと食べ南下したかつおは、もちっとした食感と濃厚な味わいで脂がのっているのが特徴です。
高温で炙ったかつおのたたきは薬味と一緒に食べることでかつお本来のうま味を存分に味わうことのできる一品です。
★栄養素について
かつおには、DHAやEPA、鉄分などが豊富に含まれています。
・DHA、EPA(オメガ3系脂肪酸)
DHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸は生活習慣病の予防に必要と言われており、血中の中性脂肪値の低下や、血栓を作りにくくする役割を果たします。
戻りがつおには、春に捕れる初がつおより約9倍多くオメガ3系脂肪酸が含まれています。
・鉄分
1日の鉄分摂取量を食事からすべて摂取するのは非常に難しいですが、かつお1人前(100g)には約1/3日分の鉄分が含まれているため、
貧血を予防するのに役立ちます。
★選び方と保存
かつお全体が青く鮮やかに光っており、腹の縞模様がくっきりとしているかを確認しましょう。
切り身のかつおを購入する際は、水分が出ていないものを選びましょう。
保存方法として最も重要なことは水分をしっかりと拭き取ることです。
購入後、そのまま冷蔵保存してしまうと余分な水分に浸った状態が続き、かつおが生臭くなってしまいます。
購入後は早めにパックから取り出し、水分を拭き取りましょう。
冷凍保存する場合は、下味をつけて冷凍することで調味料により酸化を防ぎ、おいしさを保つことができます。
解凍後は、必ず加熱調理して召し上がって下さい。
★調理方法
戻りがつおは脂がのっているため、刺身がおすすめです。
薬味として玉ねぎやにんにくをかつおと一緒に食べることで、ビタミンB1の代謝効果持続を促すと言われています。
また、血合いにも鉄分やビタミン、ミネラルが豊富なため取り除かずそのまま食べることをおすすめします。
管理栄養士 大西 貴子
9月~11月に捕れるかつおを「戻りがつお」といいます。
えさをたっぷりと食べ南下したかつおは、もちっとした食感と濃厚な味わいで脂がのっているのが特徴です。
高温で炙ったかつおのたたきは薬味と一緒に食べることでかつお本来のうま味を存分に味わうことのできる一品です。
★栄養素について
かつおには、DHAやEPA、鉄分などが豊富に含まれています。
・DHA、EPA(オメガ3系脂肪酸)
DHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸は生活習慣病の予防に必要と言われており、血中の中性脂肪値の低下や、血栓を作りにくくする役割を果たします。
戻りがつおには、春に捕れる初がつおより約9倍多くオメガ3系脂肪酸が含まれています。
・鉄分
1日の鉄分摂取量を食事からすべて摂取するのは非常に難しいですが、かつお1人前(100g)には約1/3日分の鉄分が含まれているため、
貧血を予防するのに役立ちます。
★選び方と保存
かつお全体が青く鮮やかに光っており、腹の縞模様がくっきりとしているかを確認しましょう。
切り身のかつおを購入する際は、水分が出ていないものを選びましょう。
保存方法として最も重要なことは水分をしっかりと拭き取ることです。
購入後、そのまま冷蔵保存してしまうと余分な水分に浸った状態が続き、かつおが生臭くなってしまいます。
購入後は早めにパックから取り出し、水分を拭き取りましょう。
冷凍保存する場合は、下味をつけて冷凍することで調味料により酸化を防ぎ、おいしさを保つことができます。
解凍後は、必ず加熱調理して召し上がって下さい。
★調理方法
戻りがつおは脂がのっているため、刺身がおすすめです。
薬味として玉ねぎやにんにくをかつおと一緒に食べることで、ビタミンB1の代謝効果持続を促すと言われています。
また、血合いにも鉄分やビタミン、ミネラルが豊富なため取り除かずそのまま食べることをおすすめします。
管理栄養士 大西 貴子