管理栄養士コラム「秋の食材~かぼちゃ~」
今回は「かぼちゃ」を取り上げます。
かぼちゃの旬は2回あるのを知っていますか?1回目は収穫が盛んな夏、2回目はかぼちゃが食べ頃になる秋~冬です。夏のとれたてのかぼちゃは水分が多く、甘みもあっさりとしています。秋~冬頃のかぼちゃは追熟させることで、甘さがギュッとつまったかぼちゃになります。近年では、外国からの輸入かぼちゃが増えたため1年中店頭に並ぶようになりました。
★栄養素について
かぼちゃは抗酸化作用のあるβ-カロテンを多く含む緑黄色野菜です。β-カロテンとはカロテノイドの1種で、体内でビタミンAに変換される栄養素です。他にもビタミンCやビタミンEも含まれており、ことわざで「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」と言われています。
★選び方と保存
丸ごとの場合は、ヘタがよく乾いていることが完熟の目安。ずっしりと重いものを選びましょう。
カットしてある場合は、肉質が緻密で、種が密集してすき間がないものを選びましょう。色は濃い黄色かオレンジ色で鮮やかなものが良いと言われています。
保存方法としては、丸ごとなら10度前後の冷暗所で保管します。カットしてあるものは、種やワタを取り除き、ラップで全体を包んでからビニール袋に入れ、口をしばって冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
★調理方法
ホクホクした煮物を作りたいときは、鍋のかぼちゃが隠れる程度の煮汁を入れましょう。煮汁が多すぎると、煮崩れしやすくなってしまいます。かぼちゃはゆっくりと加熱することで、甘みがひき立つようになるので、強火でぐらぐらと加熱しすぎないようにしましょう。
(RDチーム委員会 西田紗奈衣)
かぼちゃの旬は2回あるのを知っていますか?1回目は収穫が盛んな夏、2回目はかぼちゃが食べ頃になる秋~冬です。夏のとれたてのかぼちゃは水分が多く、甘みもあっさりとしています。秋~冬頃のかぼちゃは追熟させることで、甘さがギュッとつまったかぼちゃになります。近年では、外国からの輸入かぼちゃが増えたため1年中店頭に並ぶようになりました。
★栄養素について
かぼちゃは抗酸化作用のあるβ-カロテンを多く含む緑黄色野菜です。β-カロテンとはカロテノイドの1種で、体内でビタミンAに変換される栄養素です。他にもビタミンCやビタミンEも含まれており、ことわざで「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」と言われています。
★選び方と保存
丸ごとの場合は、ヘタがよく乾いていることが完熟の目安。ずっしりと重いものを選びましょう。
カットしてある場合は、肉質が緻密で、種が密集してすき間がないものを選びましょう。色は濃い黄色かオレンジ色で鮮やかなものが良いと言われています。
保存方法としては、丸ごとなら10度前後の冷暗所で保管します。カットしてあるものは、種やワタを取り除き、ラップで全体を包んでからビニール袋に入れ、口をしばって冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
★調理方法
ホクホクした煮物を作りたいときは、鍋のかぼちゃが隠れる程度の煮汁を入れましょう。煮汁が多すぎると、煮崩れしやすくなってしまいます。かぼちゃはゆっくりと加熱することで、甘みがひき立つようになるので、強火でぐらぐらと加熱しすぎないようにしましょう。
(RDチーム委員会 西田紗奈衣)