管理栄養士コラム「夏の食材~ズッキーニ~」
今回は「ズッキーニ」を取り上げます。
ズッキーニは北アメリカ南部からメキシコ北部原産の野菜でペポかぼちゃの 一種です。
皮が濃い緑色で見た目はきゅうり、食感はなすに似ています。
未熟なうちに収穫するので、水分が多く、糖質が少ないのが特徴です。
★栄養素について
ズッキーニにはカリウム、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンKなどを はじめとする多くの栄養素がバランスよく含まれています。
カリウムは過剰に摂ったナトリウムを排出する働きがあり、日本人は食塩としてナトリウムを摂りすぎる傾向にあるので、高血圧予防に役立ちます。
またかぼちゃの仲間としては糖質が少なくエネルギーも控えめなのが特徴で、糖質を控えている方にもおすすめの野菜と言われています。
★選び方と保存
皮に張りがあり、色つやの美しいもの、太さが均一で大きすぎないものが良いと言われています。
保存方法としては、1本ずつラップに包み、ポリ袋に入れて野菜室での保存がおすすめです。
切ると傷みやすいのでまるごとの保存がおすすめですが、使い切れず余った場合は切り口にラップを密着させて包むのが良いと言われています。
★調理方法
ズッキーニは炒め料理でも揚げ物でもおいしく食べることができます。採れたての新鮮なズッキーニは生で食べることもできますが、ズッキーニに含まれるβ-カロテン、ビタミンKは油に溶けやすい性質があるため、油とともに炒めたり揚げたりすることで吸収率を高めることができます。
ズッキーニ特有のうまみを引き出すには、油がよくなじむ程度に炒め、水を加えてふたをし、弱火で7-8分炒め蒸しにするとよりおいしくいただけます。(ズッキーニ1本につき水100mlが目安です。)
またズッキーニに含まれるビタミンCやカリウムは、水に長くつけたり茹でたりすると栄養素が流出しやすいため、スープなどにして溶け出した栄養素も 摂れるようにしましょう。
管理栄養士委員会 増田 彩乃
ズッキーニは北アメリカ南部からメキシコ北部原産の野菜でペポかぼちゃの 一種です。
皮が濃い緑色で見た目はきゅうり、食感はなすに似ています。
未熟なうちに収穫するので、水分が多く、糖質が少ないのが特徴です。
★栄養素について
ズッキーニにはカリウム、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンKなどを はじめとする多くの栄養素がバランスよく含まれています。
カリウムは過剰に摂ったナトリウムを排出する働きがあり、日本人は食塩としてナトリウムを摂りすぎる傾向にあるので、高血圧予防に役立ちます。
またかぼちゃの仲間としては糖質が少なくエネルギーも控えめなのが特徴で、糖質を控えている方にもおすすめの野菜と言われています。
★選び方と保存
皮に張りがあり、色つやの美しいもの、太さが均一で大きすぎないものが良いと言われています。
保存方法としては、1本ずつラップに包み、ポリ袋に入れて野菜室での保存がおすすめです。
切ると傷みやすいのでまるごとの保存がおすすめですが、使い切れず余った場合は切り口にラップを密着させて包むのが良いと言われています。
★調理方法
ズッキーニは炒め料理でも揚げ物でもおいしく食べることができます。採れたての新鮮なズッキーニは生で食べることもできますが、ズッキーニに含まれるβ-カロテン、ビタミンKは油に溶けやすい性質があるため、油とともに炒めたり揚げたりすることで吸収率を高めることができます。
ズッキーニ特有のうまみを引き出すには、油がよくなじむ程度に炒め、水を加えてふたをし、弱火で7-8分炒め蒸しにするとよりおいしくいただけます。(ズッキーニ1本につき水100mlが目安です。)
またズッキーニに含まれるビタミンCやカリウムは、水に長くつけたり茹でたりすると栄養素が流出しやすいため、スープなどにして溶け出した栄養素も 摂れるようにしましょう。
管理栄養士委員会 増田 彩乃